Solaris ネーミングの管理

NIS+ セキュリティメカニズムの構成

NIS+ セキュリティの構成は、nisauthconf(1M) コマンドを使用して行います。nisauthconf はセキュリティメカニズムのリストを設定した順に取ります。セキュリティメカニズムは、secure_rpc(3N) で指定された 1 つまたは複数の認証フレイバーを使用することができます。des が唯一の指定されたメカニズムである場合には、NIS+ は他の NIS+ クライアントおよびサーバーの認証に AUTH_DES だけを使用します。NIS+ は、nisaddcred(1M) の場合を除いて、des より後のメカニズムは無視します。


nisauthconf [-v] [mechanism, ...]

この場合の mechanism は、システム上で使用可能な RPC セキュリティメカニズムです。使用可能なメカニズムのリストについては、nisauthconf(1M) を参照してください。メカニズムを指定しないと、現在構成されているメカニズムのリストが出力されます。