パスワード変更時の所要時間 (ログインの所要時間) を制限するには、rpc.nispasswdd に -c minutes という引数 (minutes には時間を分単位で指定する) を指定します。rpc.nispasswdd を起動するには、NIS+ マスターサーバー上にスーパーユーザー特権が必要です。
たとえば、ユーザーが 2 分以内にログインしなければならないように設定するには、以下のように入力します。
station1# rpc.nispasswdd -c 2 |
この場合、2 分以内にパスワードの変更に成功しないとエラーメッセージが表示され、一定の時間が経過するまで該当ユーザーのパスワード変更はできなくなります。