効率を上げるため、FNS ディレクトリのマウントには必要に応じてオートマウンタが使用されます。/etc/auto_master 構成ファイルには、デフォルトでは以下のような行が含まれます。
/xfn -xfn |
これは、「FNS 名前空間が、XFN の指定どおり /xfn の下にマウントされる」という意味です。
オートマウンタは、FNS によって指定されたディレクトリのマウントに使用されるため、FNS ディレクトリのサブディレクトリは、マウントされるまで表示できません。たとえば、sales 組織のファイルシステムが複数のファイルシステムで構成されているとします。以下の ls コマンドは最近アクセスして現在もマウントされている 2 つのファイルシステムだけを表示します。
% ls /xfn/org/sales/fs customers products |
完全なリストを表示するには、fnlist コマンドを使用します。
% fnlist org/sales/fs Listing `org/sales/fs': products goals customers incentives |