クライアントをサーバーとして構成するには、次の手順のどれかを実行します。この手順では、サーバーと同じ名前のディレクトリを作成し、サーバーの初期設定ファイルを作成します。これらは /var/nis に置かれます。
同じドメイン内のすべてのサーバーは、NIS 互換の設定が同じでなければなりません。たとえば、マスターサーバーが NIS 互換である場合、その複製も NIS 互換でなければなりません。
NIS と互換性のないサーバーを構成するには、次のコマンドを入力します。
client1# rpc.nisd |
サーバーの /etc/init.d/rpc ファイルを編集して、文字列 -EMULYP="-Y" を含む行のコメントアウトを解除して有効にします。
コメントアウトを解除するには、行の先頭から # を削除します。
スーパーユーザーとして、次のように入力します。
client1# rpc.nisd -Y |
次の手順を実行して、DNS 転送機能と NIS+ との互換性の両方の機能を備えた NIS+ サーバーを構成します。SunOS 4.x クライアントをサポートするには、両方の機能が必要です。