システムに新しい割り当て可能デバイスを追加する場合は、独自のデバイスクリーンスクリプトを作成する必要があります。deallocate コマンドは、デバイスクリーンスクリプトにパラメータを渡します。次のように、パラメータはデバイス名が入った文字列です (device_allocate(4) のマニュアルページを参照)。
st_clean -[I|F|S] device-name |
デバイスクリーンスクリプトは、成功した場合は 0 を、失敗した場合は 0 より大きい値を返さなければなりません。オプション -I、-F、-S を使用すると、スクリプトに実行モードを判別させることができます。
-I は、システムブート中にのみ必要です。すべての出力は、システムコンソールに送らなければなりません。失敗した場合や、メディアを強制的に取り出せない場合は、デバイスを割り当てエラー状態にしなければなりません。
-F は強制クリーンアップ用です。このオプションは対話型で、ユーザがプロンプトに応答するものと見なします。このオプションが付いたスクリプトは、クリーンアップの一部に失敗した場合に、クリーンアップ全体を完了しようとしなければなりません。