ファイルシステムユーティリティを集中制御する分散ファイルシステム(DFS)
NFS を含んだネットワーク情報サービスプラス (NIS+)
ネームサービススイッチファイル
これらのサービスについての詳細は、『NIS+ への移行』と『NFS の管理』を参照してください。
Solaris 7 は、ネットワーク情報サービス (NIS)、SunOS 4 のネームサービス、ネットワーク情報サービスプラス (NIS+)、異機種分散システムの企業ネームサービスをサポートしています。Solaris 7 で使用できる NIS サポートについての詳細は、「NIS+ 」 を参照してください。
NIS+ は、改善されたセキュリティ、名前空間オブジェクトの詳細なモデル、NIS より高速な更新処理などを提供します。
NIS+ のプログラマインタフェースについては、『man pages section 3』を参照してください。
nsswitch.conf ファイルは、ネームサービス管理を簡略化するために設計されました。アプリケーションは、nsswitch.conf ファイルを使用してネームサービスを選択できます。これにより、ネームサービス情報をネットワークサービス内で直接定義する必要がなくなりました。nsswitch.conf ファイルの書式についての詳細は、nsswitch.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
SunOS 4 で提供されていた Network Interface Tap (NIT) は Solaris 7 では必要なくなりました。Solaris 7 では、イーサネットドライバが真の STREAMS ドライバに変更されたので、ドライバを直接オープンして通信できます。
pfmod(7M)、bufmod(7M)、dlpi(7P) のマニュアルページを参照してください。
Solaris 7 のイーサネットドライバとその他のデータリンクドライバは、コネクションレスの Data Link Provider Interface (DLPI) バージョン 2 をサポートしています。
ソケットは Solaris 7 でサポートされています。SunOS 4 と違って、ソケットはカーネルの中にはまったく実装されなくなり、ライブラリ libsocket として STREAMS 上に実装されています。