Solaris 移行ガイド (追補)

第 15 章 コンパイラ、リンカー、デバッガ

この章では、コンパイラ、リンカー、デバッガに関する 『Solaris 移行ガイド』の情報を更新します。

この章の内容は以下の通りです。

Solaris 8 オペレーティング環境の改良点

このリリースで追加された機能は以下の通りです。

コンパイラ

今までのコンパイラ関連の変更については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。

http://www.sun.com で、Sun WorkShopTM と Sun Visual WorkShopTM のコンパイラ製品に関する最新情報を参照してください。

リンカー

リンクエディタや実行可能なリンク形式 (ELF) に関する以前の情報については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。

Solaris 8 オペレーティング環境に追加されたリンカー関連の新しい機能は以下の通りです。

リンクエディタのオプションの相違

SunOS リリース 4 と SunOS リリース 5.7 の ld オプションの比較については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。

リンクエディタの最新情報については、『リンカーとライブラリ』の「リンカー」を参照してください。

共用ライブラリの作成

Solaris 移行ガイド』または共用ライブラリに対する今までの変更についての情報を参照してください。

最新情報については、『リンカーとライブラリ』の「リンカーのクイックリファレンス」にある共用ライブラリの構築に関する節を参照してください。

実行可能ファイルの作成

動的実行可能ファイルと静的実行可能ファイルの作成に関する情報については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。例を使って、実行可能ファイル作成時の SunOS リリース 4 の -Bdynamic オプションおよび -Bstatic オプションの動作と、SunOS リリース 5 の -dy オプションおよび -dn オプションの動作とを比較します。

最新情報については、『リンカーとライブラリ』の「リンカーのクイックリファレンス」にある共用ライブラリの構築に関する節を参照してください。

SunOS リリース 5.7 ライブラリ検索パスの変更とバージョン番号付けに関する情報は、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。

デバッガ

Solaris 8 オペレーティング環境には以下のものが採用されています。

デバッグの最新情報については、『Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』の「Solaris ソフトウェアで発生する問題の解決」を参照してください。