この節では、『Solaris 移行ガイド』のソケットに関する情報を更新します。
バイナリ互換パッケージによって、SunOS リリース 5.8 システムで、SunOS リリース 4 の動的にリンクされたソケットアプリケーションを実行できます。その実行は、以下のようにします。
-lsocket または -libsocket のソケットライブラリをコンパイル行で明示的に指定する必要があります。
また、libnsl とリンクする必要もあります。-lnsl -lsocket ではなく、-lsocket -lnsl を使います。
ソケットライブラリを SunOS リリース 5.8 で実行できるようにするために、すべての SunOS リリース 4 のソケットベースのアプリケーションを再コンパイルする必要があります。