デフォルトのトランスポート選択
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TI-RPC では TLI インタフェースを使用する。
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TS-RPC ではソケットインタフェースを使用する。
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RPC アドレス結合
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TI-RPC ではサービスの結合に rpcbind() を使用する。rpcbind() はアドレスを汎用アドレス形式で扱う。
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TS-RPC ではサービスの結合に portmap を使用する。
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トランスポート情報
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トランスポート情報はローカルファイル /etc/netconfig に保存する。netconfig で指定したトランスポートはすべてアクセス可能になる。
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トランスポートは TCP と UDP だけをサポートする。
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ループバックトランスポート
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rpcbind サービスではサーバー登録に安全なループバックトランスポートが必要。
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TS-RPC サービスではループバックトランスポートは不要。
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ホスト名の解決
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TI-RPC のホスト名の解決順序は、/etc/netconfig で指定した動的ライブラリのエントリ順で決定される。
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ホスト名の解決はネームサービスが実行する。順序は hosts データベースの状態で設定される。
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ファイル記述子
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ファイル記述子は TLI 端点とみなす。
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ファイル記述子はソケットとみなす。
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rpcgen
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TI-RPC の rpcgen では、複数引数、値渡し、サンプルクライアントとサンプルサーバーファイルのサポートを追加。
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SunOS 4.1 と直前のリリースは TI-RPC rpcgen に対して一覧表示された特徴はサポートしない。
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ライブラリ
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TI-RPC では、アプリケーションが libnsl ライブラリにリンクしていることを必要とする。
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TS-RPC の機能はすべて libc で提供される。
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マルチスレッドのサポート
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マルチスレッド RPC クライアントとサーバーがサポートされる。
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マルチスレッド RPC はサポートされない。
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