次に、作成したクラッシュダンプに対して mdb を実行し、その状態をチェックします。
$ mdb unix.1 vmcore.1 Loading modules: [ unix krtld genunix ip nfs ipc ] > ::status debugging crash dump vmcore.1 (32-bit) from testsystem operating system: 5.8 Generic (sun4u) panic message: forced crash dump initiated at user request
このマニュアルに示す例では、32 ビットカーネルからのクラッシュダンプを使用します。ここに示す手法はすべて 64 ビットカーネルにも適用可能であり、ポインタ (32 ビットシステムと 64 ビットシステムではサイズが異なる) を固定サイズ量 (カーネルデータモデルに関して不変) と区別するよう注意が払われています。
ここに示す例の生成には、Sun Ultra-1 ワークステーションを使用しました。結果は、使用するアーキテクチャとシステムのモデルによって異なる場合があります。