タイムスタンプは 2 つの関数によって提供されます。gettimeofday(3C) 関数は、グリニッジ標準時間 1970 年 1 月 1 日午前 0 時からの秒数とマイクロ秒数によって時間を表し、現在の時間を timeval 構造体に与えます。clock_gettime(3R) 関数は、CLOCK_REALTIME のクロック ID とともに使用して、gettimeofday(3C) が戻すタイムインタバルと同じ時間を秒とナノ秒で表して、現在の時間を timespec 構造体に与えます。
SunOS 5.0 から 5.8 はハードウェア定期タイマを使用します。ある種のワークステーションでは、これが唯一の時間情報で、タイムスタンプの精度はその定期タイマの解像度までに制限されます。その他のプラットフォームでは、1 マイクロ秒の解像度を持つタイマレジスタによって、SunOS 5.0 から 5.8 ではタイムスタンプ精度は 1 マイクロ秒となっています。