Java 2 SDK 開発ガイド (Solaris 編)

poller クラスのデモ

新しい poller クラスを使うと、Java アプリケーションから C の poll(2) ルーチンの関数に効率よくアクセスできます。Java 2 SDK Solaris 版のデモコードは、サンプル用サーバと一緒に以下のディレクトリにあります。

${JAVA_HOME}/demo/jni/Poller

デモでは、複数の入出力オブジェクトの入出力状態を 1 つの呼び出しで判定する方法が示されています。

poller クラスをサポートする JNI C コードは、Solaris 7 の poll(2) カーネルキャッシュ機能の利点を最大限に利用するように最適化されています。このコードは、高速カーネルポーリング機構 /dev/poll を利用するようにコンパイルできます。この機構は Solaris 7 system Software update 2 (5/99) 版とそれ以降のバージョンで使用できます。

poller クラスの詳細は、付録 C 「poller クラスの使い方」 を参照してください。