デフォルト認証プロトコルの MIT-MAGIC-COOKIE-1 を他のサポートされている認証プロトコルに変更することができます。また、ユーザーベースのアクセス制御機構を使用しないという変更も可能です。このデフォルト設定の変更には、openwin コマンドとともにオプションを指定します。詳しくは openwin(1)のマニュアルページを参照してください。
たとえば、MIT-MAGIC-COOKIE-1 から SUN-DES-1 に変更するには、OpenWindows を次のように起動します。
example% openwin -auth sun-des
ユーザーベースのアクセス機構なしで OpenWindows を実行する必要があるときは、コマンド行オプション -noauth を使用します。
example% openwin -noauth
-noauth を使用することによってセキュリティ機能が低下します。ホストベースのアクセス制御機構のみで OpenWindows を実行することに等しく、サーバーはユーザーベースのアクセス制御機構を非アクティブ状態とします。そのローカルマシン上でアプリケーションを実行できるすべてのユーザーに対してサーバーへのアクセスが許可されます。