次の一般的な情報は、すべての関数に適用されます。
文字セットの制限
カレンダ属性 CSA_CAL_ATTR_CHARACTER_SET は、カレンダのロケール情報を格納するために使用されます。
ライブラリの中で渡されるテキストでの説明以外のデータは、すべて ASCII 形式でなければなりませんが、ライブラリはシングルバイトだけでなくマルチバイト文字列もサポートします。
属性値の型チェックは、事前定義済み属性に対してだけ行われます。
項目属性 CSA_ENTRY_ATTR_RECURRENCE_RULE と CSA_ENTRY_ATTR_EXCEPTION_DATES は、カレンダ項目の反復情報を指定するために使用されます。CSA_ENTRY_ATTR_RECURRENCE_RULE 属性の情報は、次の属性を使用して問い合わせることができます。
CSA_X_DT_ENTRY_ATTR_REPEAT_TYPE CSA_X_DT_ENTRY_ATTR_REPEAT_TIMES CSA_X_DT_ENTRY_ATTR_REPEAT_INTERVAL CSA_X_DT_ENTRY_ATTR_REPEAT_OCCURRENCE_NUM CSA_X_DT_ENTRY_ATTR_SEQUENCE_END_DATE
これらの計算された属性は、読み取り専用です。
CSA_calendar_user データ構造体は、ユーザまたはカレンダを指定します。アクセス・リスト内のユーザを指定するときには、user_name フィールドだけが使われ、他のフィールドはすべて無視されます。ログインするカレンダを指定するときには、calendar_address フィールドだけが使われ、他のフィールドはすべて無視されます。形式は calendar@location です。calendar はカレンダ名で、location はカレンダが格納されているマシン名です。
値の型が CSA_VALUE_ATTENDEE_LIST の属性はサポートされません。それらの値が指定された場合には CSA_E_INVALID_ATTRIBUTE_VALUE が返されます。
CSA_reminder データ構造体の中の repeat_count フィールドと snooze_time フィールドはカレンダに格納されますが、カレンダ・サービスはそれらの値を解釈せず、関連する通知方法はサーバによって一度しか返されません。
ユーザ・インタフェース拡張 CSA_X_UI_ID_EXT はサポートされていません。
Xt アプリケーション・コンテキスト (CSA_X_XT_APP_CONTEXT_EXT)
- Xt アプリケーション・コンテキストを指定する
- csa_register_callback() により使用される
- 入力
item_data: Xt アプリケーション・コンテキスト (XtAppContext)
- 出力なし
ユーザアクセス権の取得 (CSA_X_DT_GET_USER_ACCESS_EXT)
- カレンダに関するユーザのアクセス権を取得する
- csa_logon() により使用される
- 入力なし
- 出力
item_data: ユーザのアクセス権 (CSA_flags)
カレンダの文字セット属性の取得 (CSA_X_DT_GET_CAL_CHARSET_EXT)
- カレンダの文字セット属性を取得する
- csa_logon() により使用される
- 入力なし
- 出力
item_data: item_reference の文字列の長さ (CSA_uint32)
item_reference: 文字セット (CSA_string)
カレンダのサーバ・バージョンの取得 (CSA_X_DT_GET_SERVER_VERSION_EXT)
- カレンダのサーバ・バージョンを取得する
- csa_logon() と csa_list_calendars() により使用される
- 入力なし
- 出力
item_data: サーバ・バージョン (CSA_uint32)
カレンダのデータ・バージョンの取得 (CSA_X_DT_GET_DATA_VERSION_EXT)
- カレンダのデータ・バージョンを取得する
- csa_logon() により使用される
- 入力なし
- 出力
item_data: データ・バージョン (CSA_uint32)