Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド

簡易関数

DtEditor 簡易関数を、次の表に示します。

ライフ・サイクル関数

DtEditor ライフ・サイクル関数を表 7-3 に示します。

表 7-3 DtEditor ライフ・サイクル関数

関数 

説明 

DtCreateEditor

DtEditor ウィジェットの新規インスタンスとその子を作成します。

DtEditorReset

DtEditor ウィジェットを初期状態に復元します。

入出力関数

DtEditor 入出力関数を表 7-4 に示します。

表 7-4 DtEditor 入出力関数

関数 

説明 

DtEditorAppend

エディタ・ウィジェットの最後に内容データを追加します。 

DtEditorAppendFromFile

エディタ・ウィジェットの最後にファイルの内容を追加します。 

DtEditorGetContents

エディタ・ウィジェットの内容全体を検索します。 

DtEditorInsert

内容データを現在の挿入位置に挿入します。 

DtEditorInsertFromFile

ファイルの内容を現在の挿入位置に挿入します。 

DtEditorReplace

テキストの一部を与えられたデータと置き換えます。 

DtEditorReplaceFromFile

テキストの一部をファイルの内容と置き換えます。 

DtEditorSaveContentsToFile

現在選択されている内容を空白に置き換えます。 

DtEditorSetContents

内容データをエディタ・ウィジェットに読み込んで、ウィジェットの内容全体を置き換えます。 

DtEditorSetContentsFromFile

ファイルの内容をエディタ・ウィジェットに読み込んで、ウィジェットの内容全体を置き換えます。 

選択関数

DtEditor 選択関数を表 7-5 に示します。

表 7-5 DtEditor 選択関数

関数 

説明 

DtEditorClearSelection

現在選択されている内容を空白に置き換えます。 

DtEditorCopyToClipboard

現在選択されている内容をクリップボードにコピーします。 

DtEditorCutToClipboard

現在選択されている内容を削除して、クリップボードに入れます。 

DtEditorDeleteSelection

現在選択されている内容を削除します。 

DtEditorDeselect

選択されている内容を選択解除します。 

DtEditorPasteFromClipboard

クリップボードの内容をエディタ・ウィジェットにペーストして、現在選択されている内容を置き換えます。 

DtEditorSelectAll

エディタ・ウィジェットの内容全体を選択します。 

書式化関数

DtEditor 書式化関数を表 7-6 に示します。

表 7-6 DtEditor 書式化関数

関数 

説明 

DtEditorFormat

エディタ・ウィジェットの内容の全部または一部を書式化します。 

DtEditorInvokeFormatDialog

[書式] ダイアログ・ボックスを表示して、マージンと位置揃えのスタイルに関する書式設定を指定し、書式操作を実行できます。 

検索/変更関数

DtEditor検索/変更関数を表 7-7 に示します。

表 7-7 DtEditArea 検索/変更関数

関数 

説明 

DtEditorChange

文字列の 1 つまたはすべての存在箇所を置換します。 

DtEditorFind

文字列の次の出現箇所を検索します。 

DtEditorInvokeFindChangeDialog

文字列を検索 (オプションで置換も) するためのダイアログ・ボックスを表示します。 

DtEditorInvokeSpellDialog

現在の内容の中でスペルが間違っている単語のリストがあるダイアログ・ボックスを表示します。 

補助関数

DtEditor 補助関数を表 7-8 に示します。

表 7-8 DtEditor 補助関数

関数 

説明 

DtEditorCheckForUnsavedChanges

エディタ・ウィジェットの内容が前回の検索または保存以後に変更されているかどうかを報告します。 

DtEditorDisableRedisplay

ビジュアル属性が変更された場合でも、エディタ・ウィジェットの再表示をしません。 

DtEditorEnableRedisplay

エディタ・ウィジェットの表示の更新を強制します。 

DtEditorGetInsertPosition

エディタ・ウィジェットの挿入カーソル位置を返します。 

DtEditorGetLastPosition

編集ウィンドウの最後の文字の位置を返します。 

DtEditorGetMessageTextFieldID

アプリケーション・メッセージを表示するために使用されるテキスト・フィールド・ウィジェットのウィジェット ID を検索します。 

DtEditorGetSizeHints

エディタ・ウィジェットからサイズ情報を検索します。 

DtEditorGoToLine

挿入カーソルを指定された行へ移動します。 

DtEditorSetInsertionPosition

挿入カーソルの位置を設定します。 

DtEditorTraverseToEditor

エディタ・ウィジェットの編集ウィンドウへのキーボード移動を設定します。 

DtEditorUndoEdit

ユーザが行なった最後の編集を元に戻します。