ベースウィンドウの左上のカテゴリから「単語の登録/削除」を選択すると、単語の登録または削除を行うための画面が表示されます。
「変更」で「利用中の辞書」を選択すると、かな漢字変換サーバーが現在参照している辞書に対して単語の登録または削除を行うモードになります。
「利用中以外の辞書」を選択すると、現在利用していない辞書形式のファイルに対して登録や削除を行うモードになります。このモードでは、図 4-5 で示すように 「メイン辞書」と「ユーザー辞書」のテキストフィールド、「リスト」スクローリングリスト、「一覧」ボタンが使用可能になります。
「変更」で「利用中以外の辞書」を選択すると、この「メイン辞書」のテキストフィールドが使用可能になります。利用中以外の辞書に対して「単語の登録/削除」機能を使用する場合、このフィールドでユーザー辞書に対応するメイン辞書を指定します。辞書登録ツールの引数として辞書を指定した場合は、そのメイン辞書名が表示されています。
「変更」で「利用中以外の辞書」を選択すると、この「ユーザー辞書」テキストフィールドが使用可能になります。利用中以外の辞書に対して「単語の登録/削除」機能を使用する場合、このフィールドでユーザー辞書を指定します。辞書登録ツールの引数として辞書を指定した場合は、そのユーザー辞書名が表示されています。
登録または削除したい単語の読みを入力します。利用中以外の辞書に対するモードの場合、読みを入力するとその読みに最も近い読み以降のレコードの一覧が「リスト」に表示されます。読みは、あいうえお順に表示されます。その場合、読みを指定しないで 『Return キー』を押すと、その辞書の先頭の読みからすべてのレコードが表示されます。
登録または削除したい単語を入力します。
簡略メニューボタンをマウスのセレクトボタンで押し、登録したい単語の品詞を選択します。
「変更」で「利用中以外の辞書」を選択すると、図 4-6 で示すようにスクローリングリストが使用可能になります。リストから削除したいレコードを選択して「削除」ボタンをクリックすると、選択された単語はすべて削除できます。
単語の登録を行います。読み、単語、品詞を指定してこのボタンをクリックすると、その単語が登録されます。利用中の辞書モードの場合、ここで登録した単語は、そのとき稼働している他のアプリケーションに反映されます。
単語の削除を行います。読みと単語を指定してこのボタンをクリックすると、その単語が辞書から削除されます。利用中の辞書モードの場合、ここで削除した結果はそのとき稼働している他のアプリケーションに反映されます。利用中以外の辞書モードの場合、「リスト」の中から選択したレコードを削除することも可能です。
指定された単語と読みに複数の品詞が存在する場合でも、すべての品詞が一括削除されます。したがって、削除機能では、品詞の指定は無視されます。
「利用中以外の辞書」を選択するとこのボタンが使用可能になり、そのときに「読み」フィールドに表示されている読みに最も近い読み以降のレコードをすべて「リスト」に表示します。