ATOK8 ユーザーズガイド

第 5 章 入力の訂正

間違えて入力した文字は、入力中・変換中・確定後のいつでも削除して入力し直すことができます。この章では、入力ミスの訂正方法を入力中・変換中・確定後のそれぞれの場合について説明します。

入力中の訂正

訂正するには、次の 2 通りの方法があります。

訂正個所だけを削除して入力し直す

【←】または【→】キーでカーソルを移動してから、訂正個所だけを【Del】キーで削除して入力し直す方法について説明します。なお、自動かな変換モードの場合には、【BackSpace】キーまたは【Ins】キーでひらがなに戻してから操作を行います。

「わたしはかいしょにいきました。」を「わたしはかいしゃにいきました。」と訂正してみましょう。

  1. 【←】キーを押してカーソルを移動します。


    注 -

    【Ctrl + ←】・【Ctrl + →】キーで文頭・文末にカーソルを移動できます。


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  2. 【Del】キーを押して、間違えた箇所を削除します。

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  3. 「しゃ」と正しく入力します。

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訂正個所まで削除して入力し直す

訂正個所までを【BackSpace】キーで削除してから入力し直す方法について説明します。自動かな変換モードの場合には、【BackSpace】キーまたは【Ins】キーでひらがなに戻してから操作を行います。

「わたしはかいしょにいきました。」を「わたしはかいしゃにいきました。」と訂正してみましょう。

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  1. 【BackSpace】キーを押して、間違えた箇所までを削除します。

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  2. 「しゃにいきました。」と正しく入力します。

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変換中の訂正

変換された文字を【BackSpace】キーまたは【Ins】キーでひらがなに戻してから、前節「入力中の訂正」の方法に従ってください。【←】・【→】キーでカーソルを移動して訂正個所だけを入力し直すか、【BackSpace】キーで訂正箇所まで削除して入力し直します。

「わたしはかいしょにいきました。」を「わたしはかいしゃにいきました。」と訂正してみましょう。

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  1. 【BackSpace】キーを押します。

    変換結果がひらがなに戻ります。

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  2. 「入力中の訂正」の手順で訂正をします。

確定後の訂正

訂正したい文節を【BackSpace】キーまたは【Del】キーで削除してから、入力・変換し直します。


注意 - 注意 -

アプリケーションによっては、次のように操作できないことがあります。


「私は楷書にいきました。」を「私は会社にいきました。」に訂正してみましょう。

  1. 【←】キーを押して、カーソルを移動します。

    訂正箇所までをすべて削除してから入力し直すこともできます。

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  2. 【Del】キーを押して、間違えた箇所 (文節) を削除します。

  3. 「かいしゃに」と入力します。

  4. 【スペース】キーを押します。

    反転表示された文節が変換されます。

  5. 【Return】キーを押します。

    変換結果が確定されます。

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