JFP ユーザーズガイド

日本語文字を含む文字列の検索と置換

いくつかの SunOS コマンドと同様、vi でも日本語文字を含む文字列パターンの処理がサポートされます。コマンドモードで「/」キーを入力すると画面の最下行に「/」が表われ、検索する文字列を待つ状態になります。ここで、検索する文字列として「コロンブス」と入力してみましょう。

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Return キーを入力すると、カーソルは先頭行の「コロンブス」の先頭に移動します。

n (next) キーを入力すると、カーソルは画面 2 段落目の最初の行の「コロンブス」の先頭に移動します。

次に、1 行目の ASCII の英数字を含む「1492年」の文字列をコードセット 1 の「1492年」に変更してみます。ここでは、正規表現を使って「1492年」を「...2 年」と指定することにします。

:%s/...2年/1492年/g」と入力します。

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Return キーを入力すると文字列が置き換えられ、画面は次のようになります。

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