ここでは、カタカナ、アルファベット、記号の入力方法を説明します。
単語によっては、【スペース】キーを押しただけでカタカナに変換されるものがあります。【スペース】キーでカタカナに変換されない単語は、【F7】キーで全角、【F8】キーで半角のカタカナに変換できます。
次の入力例 (「セミナールーム」) は【スペース】キーで変換できますが、ここでは【F7】キーを使った変換方法を紹介します。
「せみなーるーむ」と入力します。
ローマ字漢字入力の場合のキーシーケンスは、【S】【E】【M】【I】【N】【A】【−】【R】【U】【−】【M】【U】です。カナ漢字入力の場合は、【かな】キーをロックしたまま入力します。
【F7】キーを押して全角のカタカナに変換します。
【Return】キーで確定します。
半角のアルファベットを入力する方法には、入力した文字をあとから半角に変換する方法と、 あらかじめ半角入力モードに切り替えてから入力する方法の 2 とおりがあります。半角入力モードとは、文字入力の際、キーボード上の文字や数字・記号を半角で入力するモードのことです。ここでは、半角入力モードで入力してみます。
例:Royal Garden
【F10】キーを 1 回押して半角入力モードに切り替えます。
ATOK パレットの表示が次のように変わったことを確認します。
次のように入力します。
【Shift】キーを押したまま入力すると、大文字のアルファベットを入力できます。
ローマ字漢字入力の場合のキーシーケンスは、【R】【O】【Y】【A】【L】【スペース】【G】【A】【R】【D】【E】【N】です。カナ漢字入力の場合は、【かな】キーを押してロックを解除してから入力します。
半角入力モードでは、文字が確定した状態で入力されるので、【Return】キーを押して確定する必要はありません。また、【スペース】キーで漢字に変換することはできません。
【F10】キーを 3 回押すと、元の入力モードに戻ります。
通常の入力モードで入力した文字をアルファベットに変換したいときは、入力後確定前に【F10】キーを押します。【F10】キーを押すたびに、半角アルファベットで小文字->大文字->最初の 1 文字だけ大文字->小文字 (または、大文字->小文字->最初の 1 文字だけ大文字->大文字) と変換されます。
【F9】キーを押すと、全角のアルファベットで同様に変換されます。
【F9】キーを押した場合
【CapsLock】キーを押すたびに、入力するアルファベットの大文字と小文字が切り替わります。
大文字にする場合 | 【CapsLock】キーを押してロック状態にする |
小文字にする場合 | 【CapsLock】キーをもう一度押してロックを解除する |
入力中・変換中の文字を、ファンクションキーを使ってカタカナやアルファベットやひらがなに変換することを「後変換」といいます。後変換した文字は、辞書学習機能によって自動的に辞書に登録されるので、次回から通常の入力・変換操作で変換できるようになります。
次のキーを押すとカタカナやアルファベット・ひらがなに変換できます。
ひらがなに変換する | 【F6】キー |
全角カタカナに変換する | 【F7】キー |
半角カタカナに変換する | 【F8】キー |
全角アルファベットに変換する | 【F9】キー |
半角アルファベットに変換する | 【F10】キー |
記号を入力する場合は、あらかじめ記号入力モードに切り替えてから入力する方法、読みを入力して記号に変換する方法、文字パレットから選んで入力する方法などを選択できます。ここでは、記号入力モードに切り替えてから入力する方法を紹介します。別の方法については、「文字パレットを使って記号を入力するには」を参照してください。