検索の精度と効率を向上させるために、次のことができます。
ライブラリの内容を限定 (修正) して、検索範囲を制限することができます。
「タイトルのみ (Titles Only)」を選択して、ドキュメントの全テキストを検索することなく、ブック、章、節のタイトルだけを検索することができます。
特殊文字を用いて、検索フレーズに文字照合、接尾辞付きの照合、「近接」照合のマークを付けることができます。
AnswerBook をライブラリに追加したり、ライブラリから削除したりして、検索の有効範囲を広げたり狭めたりできます。「ライブラリの修正」を参照してください。
「タイトルのみ (Titles Only)」を選択した場合、検索はマニュアルタイトルと章タイトル、および節の見出しに限られます。検索しているドキュメントのタイトルに使われている言葉がいくつかわかっているときには、この方法が特に役に立ちます。
引用符、かっこ、アスタリスクなどの特殊文字を検索フレーズに追加して検索機能をさらに強化することができます。また、これらの特殊文字を組み合わせて、検索機能を強化することもできます。
文字フレーズを含むドキュメントを見つけるには、二重引用符で検索フレーズを囲みます。たとえば、検索フレーズを "reading mail" とすると、そのフレーズを含むドキュメントが検索されます。一方、reading mail と入力すると、reading と mail のどちらかまたは両方を含むドキュメントが検索されます。
単語をかっこで囲むと、その単語が互いに近接しているドキュメントが見つけられます。たとえば、検索フレーズを (reading mail) とすると、数行内に順不同で reading と mail を含むドキュメントがすべて検索されます。
ある単語の最後にアスタリスクをつけると、その単語に考えられる限りの語尾がつく単語が照合されます。たとえば、検索フレーズを chang* とすると、検索対象は change、changed、changes、changing などに広げられます。
ドキュメント内の語句が 1 語であるか 2 語であるか、またはハイフンでつながっているかわからない場合、ハイフンを挿入してこの 3 つの形式すべてを検索することができます。たとえば、mail tool、mailtool、mail-tool を検索するには、検索対象ペインで mail-tool と入力します。
ハイフン以外の句読点で接続された単語はすべて文字フレーズと見なされます。たとえば、/usr/local/bin,win_client_data や in.rlogind などです。
上記の検索方法を組み合わせて検索機能をさらに高めることができます。次に例を示します。
"chang* mail-tool" によって change mailtool、change mail tool、change mail tool、change mail-tool、changing mailtool、changing mail tool、changingmail-tool などの文字フレーズを含むドキュメントを検索します。
("display button" viewer) は互いに近接する display button と viewer を検索します。