OpenWindows ユーザーズガイド

表示されるパス

ファイルマネージャを初めて起動すると、その起動したディレクトリのパスが表示されます。次にファイルマネージャを起動すると、前回終了したときの最後の位置が記憶されているため、終了時の状態になります。「プログラム」サブメニューから「ファイルマネージャ」を選択すると、ユーザのホームディレクトリのパスが表示されます。パスペイン内の末尾のフォルダがオープンしていて、その内容が 図 2-12 に示すようにファイルペインに表示されます。

パスペインのポップアップメニューにある「フォルダのオープン」を選択すると選択したフォルダをオープンすることができます。

    パスペインのポップアップメニューを表示させるには、ポインタをパスペインの背景に移動して、メニューボタンを押してください。

パスペインでフォルダが選択されると、次の命令を除いたベースウィンドウのすべてのコマンドが利用できるようになります。使えない命令は、「コピー」、「印刷」、「印刷... 」、「ディスクのフォーマット」、「ディスクのリネーム」です。

図 2-13 横にフォルダを表示した例 (ツリー構造)

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セレクトボタンをダブルクリックしてフォルダをオープンし、フォルダからフォルダへと移動する場合、「フォルダ表示 (Folder View)」は表示内容を拡張し、ファイルシステム表示を再配置します。

フォルダをオープンすると、開いたフォルダのアイコンによってそのフォルダがオープンされていることが示されます。たとえば、図 2-13 では home というフォルダがオープンされています。

「フォルダ表示 (Folder View)」ウィンドウで「表示 (View)」メニューを使用すると、「フォルダ表示」ウィンドウに表示されるフォルダ数を調整することができます。「横に表示」、「縦に表示」、「全サブフォルダ表示」、「サブフォルダ非表示」、「ここからフォルダ表示開始」、「 (フォルダの) 親フォルダ追加」を切り替えることができます。メニューからこれらの項目の 1 つを選択すると、ファイルマネージャには選択した項目が記憶されます。「フォルダ表示 (Folder View)」を再び選択すると、表示されるものは最後に「フォルダ表示 (Folder View)」を選択したときのフォーマットになっています。他のパス表示の例については、「ファイルマネージャのカスタマイズ」を参照してください。