OpenWindows ユーザーズガイド

指定した領域のスナップ撮影

「スナップ領域:」の「領域指定」設定を使って、指定した四角形の領域のスナップを撮影することができます。以下の例では、領域のスナップを撮影する方法を示します。

  1. スナップ撮影するスクリーンの領域を設定します。

    たとえば、コマンドツールペインのポップアップメニューのスナップを撮影するには、コマンドツールのウィンドウをオープンします。コマンドツールペインがその他のウィンドウと重なって隠れていないことを確認してください。コマンドツールのウィンドウのどこにメニューを入れたいかを決定し、メニューを表示して、どのサイズの領域を定義する必要があるのかを決定してください。この操作は、サブメニューを表示する場合も同様です。

  2. 「スナップ領域:」の「領域指定」設定の上でにセレクトボタンをクリックします。

  3. 必要ならば、遅延秒数タイマを設定して「秒読み中に警告音を出す (Beep During Countdown)」 設定をオンにします。

    この設定は、スナップショットの起動後に領域について何か変更する場合に必要です。たとえば、ポップアップメニューをスナップ撮影する場合、メニューやサブメニューを表示する時間をとるためにタイマを設定する必要があります。

  4. 「スナップ (Snap)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックします。

    「スナップ(Snap)」ボタンが標準ビジーパターンで表示され、メッセージが一番下に表示されます (メッセージ全体を見ることができない可能性があります。メッセージは、セレクトボタンを使って四角の枠の位置を決めるか、アジャストボタンを使ってイメージのスナップ撮影をするか、メニューボタンを使ってスナップを取り消すように通知します)。

  5. 領域の角の 1 つにポインタを移動し、セレクトボタンをクリックしてその角を定義します。ポインタを対角に移動し、再度セレクトボタンをクリックして四角の領域を定義します。

    あるいは、角の 1 つでセレクトボタンを押し、その角の対角にポインタをドラッグしてセレクトボタンを離しても領域が定義できます。

    境界ボックスが表示されます。ポインタを移動して別の場所でセレクトボタンをクリックすると、境界ボックスのサイズを調整できます。

  6. 領域が定義されると、アジャストボタンをクリックしてスナップの撮影またはタイマの起動を行います。

    ポップアップメニューのスナップを撮影するときに遅延秒数タイマを使う場合、タイマが警告音を鳴らしている間にポップアップメニューを表示するには、ポインタを定義された領域に移動してメニューボタンを押します。スナップ撮影が終了するまで、メニューは表示されたままです。タイマベルが停止してメッセージが表示されると、スナップ撮影は終了します。

撮影したスナップを保存する方法については、第 1 章「Solaris ユーザ環境の紹介」を参照してください。イメージツールで撮影したスナップのイメージを表示する方法については、第 13 章「イメージツール」を参照してください。