OpenWindows ユーザーズガイド

テープからファイルの大部分を取り出す

ファイルのリストが長く、そのうちの大部分を取り出したいというときは、次の手順に従います。

  1. 「プロパティ (Props)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックして、テープツールのプロパティウィンドウを表示し、オプションが正しいことを確認します。

    テープツールをいったん終了させて、新たにオープンすると、各設定は無効になります。このため、ファイルをテープに書き込む場合には、テープツールのプロパティウィンドウを確認するとよいでしょう。

  2. テープをテープドライブに挿入します。

  3. テープツールベースウィンドウの「リスト (List)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックします。

  4. 「テープの内容/読み取りファイル (Tape Contents/Files to Read)」ウィンドウで、必要でないファイルを選択から外します。

    取り出したくないファイルの上でセレクトボタンをクリックします。

  5. テープの内容ウィンドウの「読み取り機能 (Read Function)」メニューから「削除」->「選択済み」を選択します。

    選択したファイルがリストから削除されます。

  6. テープツールベースウィンドウから、「読み取り」->「全リスト」を選択します。

    リストに残っているファイルがテープから読み出されます。

    一組のファイルを保管した場合には、そのファイル全部またはその一部の取り出しが可能です。ファイルを保管したときにファイルのパス名を削除または変更していない限り、ファイルは自動的に元のディレクトリに読み出されます。なお、パス名を削除または変更した場合、ファイルはアーカイブした新しいパスに復元されます。