OpenBoot 2.x の手引き

ブレークポイントコマンド

表 1-11 ブレークポイントコマンド

+bp

( adr -- ) 

指定されたアドレスにブレークポイントを追加します。 

-bp

( adr -- ) 

指定されたアドレスのブレークポイントを削除します。 

--bp

( -- )  

最新に設定されたブレークポイントを削除します。 

.bp

( -- ) 

現在設定されているすべてのブレークポイントを表示します。 

.breakpoint

( -- ) 

ブレークポイントが発生したときに、指定された処理を実行します。(例: ['] .registers は .breakpoint です。)

.instruction

( -- ) 

最後に発生したブレイクポイントのアドレス、opcode を表示します。 

.step

( -- ) 

シングルステップで実行になったときに、指定された処理を実行します。(.breakpoint を参照。)

bpoff

( -- ) 

すべてのブレークポイントを削除します。 

finish-loop

( -- ) 

このループの終りまで実行します。 

go

( -- ) 

ブレークポイントから実行を継続します。これを利用して、go を発行する前にプロセッサのプログラムカウンタを設定することにより、任意のアドレスに移ることができます。

gos

( n -- ) 

go を n 回実行します。

hop

( -- ) 

(step コマンドと同じです。) サブルーチン呼び出しを 1 つの命令として扱います。

hops

( n -- ) 

hop を n 回実行します。

return

( -- ) 

このサブルーチンの終わりまで実行します。 

returnL

( -- )  

このリーフサブルーチンの終わりまで実行します。 

skip

( -- ) 

現在の命令を省略します (実行しません)。 

step

( -- ) 

1 ステップ 1 命令です。 

steps

( n -- ) 

step を n 回実行します。

till

( adr -- ) 

指定されたアドレスに行き当たるまで実行します。 +bp go と同じです。