OpenBoot 2.x の手引き

NVRAMRC エディタコマンド

表 1-16 NVRAMRC エディタコマンド

nvalias alias device-path

NVRAMRC に "devalias alias device-path" コマンドを格納します。(別名は nvunalias または set-defaults が実行されるまで有効です。)

nvedit

NVRAMRC エディタを起動します。前の nvedit セッションからのデータが一時バッファーに残っている場合は、以前の内容の編集を再開します。残っていない場合は、NVRAMRC の内容を一時バッファーに読み込んで、それらの編集から開始します。

nvquit

一時バッファーの内容を NVRAMRC に書き込まないで捨てます。捨てる前に、確認のためのプロンプトが表示されます。 

nvrecover

NVRAMRC の内容が set-defaults の実行結果として失われている場合、それらの内容を回復し、次に nvedit でエディタを起動します。NVRAMRC の内容が失われてから nvrecover が実行されるまでの間に nvedit を実行した場合は、nvrecover は失敗します。

nvrun

一時バッファーの内容を実行します。 

nvstore

一時バッファーの内容を、NVRAMRC にコピーします。一時バッファーの内容は捨てます。 

nvunalias alias

対応する別名を NVRAMRC から削除します。