ファイルは、SunOS オペレーティングシステムの基本的な単位です。次のものがファイルとして取り扱われます。
ドキュメント - これには、手紙やレポートのようなテキストファイル、コンピュータのソースコードなど、ユーザが書き込みや保存を行うものすべてが含まれます。
コマンド - ほとんどのコマンドは実行可能ファイル (特定のプログラムを起動するために実行されるファイル) です。たとえば、第 2 章で説明した date コマンドは、現在の日付を出力するプログラムを起動するための実行可能ファイルです。
デバイス - 端末、プリンタ、ディスクドライブなどは、すべてファイルとして取り扱われます。
ディレクトリ - ディレクトリは、他のファイルを格納するためのファイルです。
以下の節では、ファイルの作成、一覧表示、コピー、移動、削除に利用できるコマンドを説明します。また、ファイルの内容を表示する方法やファイルの特性を決定する方法についても説明します。