次の手順で、モニターを適切に調整します。
モニターのピクチャコントロールつまみを最低位置まで回して、黒のピクチャを表示します。
ピクチャコントロールつまみの設定を最低位置にした場合、ピクチャの内容は完全に消滅します。モニターのピクチャを完全に消すことができない場合は、(たとえば、スクリーンセーバーを起動して) 実質的に黒いピクチャを表示するようにしてください。
モニターの黒レベルコントロールつまみを回して、黒を適切に調整します。
黒レベルのコントロールつまみをバランスポイント、つまりしきい値まで回します。しきい値は十分に低いため、ピクチャの黒の領域から光は一切出ませんが、コントロールつまみを少しでも上に回すと、その領域がダークグレーに変わります。
モニターのピクチャコントロールつまみを回して、輝度レベルを調整します。
黒レベルが適切に設定されたら、ピクチャコントロールつまみを調整して、白の信号が適切な輝度レベルを生成するようにします。このコントロールつまみには、最適な設定というものはありません。設定はユーザの好みに左右されます。
モニターの設定は明るすぎないようにしてください。輝度が高すぎると、画面ちらつきが増加し、ピクチャの鮮明度が低下して、CTR の電子ビームの焦点がぼけ、その結果鮮明さが低下します。
黒レベルのコントロールつまみの調整とピクチャコントロールつまみの調整を数回繰り返し、黒を適切に再生するとともに、白を希望する輝度で生成するよう設定してください。