vi には、バッファの内容の保存と vi の終了を制御する類似の意味を持つコマンドがいくつかあります。これらのコマンドを使うと、「ファイルの保存」、「保存と終了」、「保存しないで終了」などを選択できます。
バッファの内容を保存する (バッファの内容をディスク上のファイルに書き込む) には、次のように入力して Return キーを押します。
:w |
ファイルを保存して vi を終了するには、次のように入力して Return キーを押します。
:wq |
上記の代わりに、ZZ を続けて押してもかまいません。
ZZ コマンドについては、前にコロンを入力する必要も、Return キーを押す必要もありません。
ファイルを変更していない場合は、次のように入力して Return キーを押せば vi を終了できます。
:q |
ファイルを変更した場合は、:q コマンドでは vi を終了できません。:q と入力すると、「変更後保存していません (:quit! で強制実行します)。」というメッセージが表示されます。
変更内容を保存しなくてもよい場合は、次のように入力して Return キーを押します。
:q! |