ToolTalk サービスを使用できるようにアプリケーションを変更する前に、ToolTalk 「メッセージプロトコル」を定義 (または配置) する必要があります。メッセージプロトコルとは、アプリケーションが実行を認めた操作を記述した ToolTalk メッセージの集合です。メッセージプロトコル仕様には、メッセージの設定とアプリケーションがメッセージを受信したときの動作が含まれます。
ToolTalk サービスを使用するために、アプリケーションは、ToolTalk アプリケーションプログラミングインタフェース (API) の ToolTalk 関数を呼び出します。ToolTalk API には、ToolTalk サービスに登録する機能、メッセージパターンを作成する機能、メッセージを送信する機能、メッセージを受信する機能、メッセージ情報を検査する機能などがあります。ToolTalk サービスを使用できるようにアプリケーションを変更するには、プログラムに ToolTalk API のヘッダーファイルを組み込む必要があります。また、アプリケーションを変更して、次のことを実現する必要があります。
ToolTalk サービスを初期化し、セッションに参加する
メッセージパターンを ToolTalk サービスに登録する
メッセージを送信する
メッセージパターンの登録を解除し ToolTalk セッションを終了する