ptype はツールの種類を指定する文字列で、プログラマが定義します。(「プロセス型」と呼ぶこともあります。) 各 ptype は一連のパターンに関連付けることができます。そのパターンには、ptype が処理対象とするメッセージと、その ptype のインスタンスを起動する際に ToolTalk サービスが使用する文字列を指定します。
ptype の主な目的は、ツールのインスタンスがメッセージの配信範囲で 1 つも動作していないときも、メッセージをツールの処理対象にできるようにすることです。メッセージが要求する操作を実行できる場合や、メッセージが送信された際に通知を受けたい場合は、ツールの ptype でその旨を指示しておくと、ToolTalk は必要に応じてそのツールを起動します。ptype データベースはシステム管理者やユーザーが変更できるため、現場やユーザーの好みに応じて、個々のメッセージを処理するツールを指定できます。