ToolTalk ユーザーズガイド

構造化データのシリアル化

ToolTalk サービスではメッセージ引数のデータ型として、整数、NULL 終了文字列、バイト文字列の 3 種類をサポートしています。

ToolTalk メッセージで他のデータ型を送信する際、クライアントはデータをシリアル化して文字列またはバイト文字列に変換し、受信時はそのシリアル化を解除しなければなりません。今回の ToolTalk サービスとともに新しく提供する XDR 引数 API 呼び出しでは、これらの処理を関数として提供します。クライアントが用意するのは、XDR ルーチンとデータへのポインタだけです。ToolTalk サービスは、データをシリアル化して内部バッファに入れた後、そのデータをバイトストリームと同じように処理します。