簡易ヘルプ・ダイアログを作成します。
一般ヘルプ・ダイアログも使用できますが、このダイアログの機能は文字列データにほとんど適用されないので、使用しないようにしてください。
次のようなヘルプ・ダイアログのリソースを設定します。
DtHELP_TYPE_DYNAMIC_STRING (行の折り返しを使用する場合) または DtHELP_TYPE_STRING (改行を有効にしたい場合) を設定します。
表示する文字列を設定します。文字列のコピーは内部的に保持されるので、保存する必要はありません。
サイズやタイトルなど、その他の値も設定できます。
XtManageChild() を使用してダイアログを管理します。
次のプログラム・セグメントは、変数 descriptionString に格納された文字列を表示します。
ac = 0; XtSetArg (al[ac], DtNhelpType, DtHELP_TYPE_DYNAMIC_STRING); ac++; XtSetArg (al[ac], DtNstringData, (char *)descriptionString); ac++; XtSetValues (quickHelpDialog, al, ac); XtManageChild (quickHelpDialog);
ヘルプ・ダイアログはデータのコピーを自身で作成するので、文字列が不要になった場合はメモリを解放できます。
XtFree (descriptionString);