簡易マークアップと正規マークアップは共通の要素のセット (章、セクション、ヘッダ、リスト、段落など) を共用しています。しかし、正規マークアップは次のような重要な点で簡易マークアップとは異なります。
どの要素にも開始タグと終了タグが必要です。
要素の各サブコンポーネントのタグを入力しなければなりません。
正規マークアップでは / (スラッシュ) が終了タグ区切り文字です。終了タグは </tagname> の形式です。
エンティティ宣言には、簡易宣言で使用する FILE パラメータの代わりに、SYSTEM パラメータを使用します。
各要素、そのコンポーネント部分、各要素内の要素は明示的にタグ付けされなければなりません。たとえば、次の例は章のヘッダの正規マークアップです。この例やその他のマークアップ例では、読みやすいようにタグをインデントしてあります。実際のマークアップではインデントは必要ありません。
<chaphead> <head> <partext>Front Panel Help</partext> </head> </chaphead>
追加のタグ <head> と <partext> に注意してください。これらは <chaphead> 要素のサブコンポーネントです。これらの要素の 1 つ 1 つに対して、明示的な開始タグおよび終了タグが必要です。