共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)

フォント・スキーマ

ヘルプタグ・ソフトウェアの主な機能の 1 つは、マークアップされたファイルを、ヘルプ・システムが解釈できる実行時の形式に変換することです。テキストは、型ファミリ、サイズ、傾斜、線の太さなどの特定の属性を指定してフォーマットされています。フォント・スキーマは、別名のように、ヘルプ・システムがヘッダ、プロシージャ、リストなどのヘルプタグ要素にフォントを割り当てるために使う単なる名前です。フォント・スキーマにより、ヘルプ・システムが使用する一かたまりのテキスト属性を特定のフォントにマップできます。

標準の共通デスクトップ環境フォントを使用するアプリケーションは、追加のフォント・リソースを定義する必要はありません。それ以外のフォント・セットにアプリケーションが依存する場合は、そのアプリケーション用にフォント・スキーマを作成して追加しなければなりません。

関連項目