設計者定義のエンティティには、文字列またはファイル名を指定します。エンティティ宣言は、エンティティ名とエンティティが表す文字列またはファイルを定義します。
エンティティは次の場合に有効です。
テキストの共通の文字列を参照する
テキストが変更されたり、繰り返し入力したくないような場合に便利です。テキストを挿入したい場所では、エンティティ名を参照してください。
外部ファイルを参照する
グラフィック・ファイルにアクセスするにはエンティティが必要です。<figure> 要素と <graphic> 要素にエンティティ名を指定する必須パラメータが入っており、このエンティティ名によりグラフィック・イメージ・ファイルを参照します。
ヘルプ・ボリューム内の他のマークアップの前にすべてのエンティティの宣言を入力しなければなりません。定義済みのエンティティを入れるには、エンティティの参照を使用します。エンティティの参照は、ヘルプ・ボリューム内であればどこでも使用できます。ヘルプタグ・ソフトウェアでヘルプ・ボリュームを処理する場合、各エンティティの参照は、そのエンティティが指すテキストまたはファイルで置換されます。「エンティティの使い方」では、エンティティの定義方法と使い方について説明しています。