Xlib 国際化対応テキストの描画は、テキストのロケールの必要に応じて、1 つ以上のフォントのセットを使用して行われます。フォントは、クライアントとロケールに必要な charset によって供給されるベース・フォント名のリストにしたがって読み込まれます。XFontSet はオペーク型です。
XCreateFontSet() 関数は、国際化対応テキスト描画フォント・セットを作成するために使用します。
XFontsOfFontSet() 関数は、XFontStruct 構造体と、XFontSet に指定された全フォント名のリストを取得するために使用します。
ベース・フォント名リストと、XFontSet に指定された選択されたフォント名リストを取得するために、XBaseFontNameListOfFontSet() 関数を使用します。
XFontSet に指定されたロケール名を取得するために、XLocaleOfFontSet() 関数を使用します。
XLocaleOfFontSet() 関数は、指定された XFontSet に指定されたロケールの名前を、ヌルで終了する文字列として返します。
XFreeFontSet() 関数は、指定されたフォント・セットを解放します。関連付けられたベース・フォント名リスト、フォント名リスト、XFontStruct リスト、および XFontSetExtents が (存在する場合は) 解放されます。