シナリオは、ツールが実行および実行を完了したイベントとオペレーションの順序について概説しています。たとえば、次のシナリオは、ToolTalk デモ・プログラム CoEd が実行および実行を完了したイベントについて概説しています。
ファイル・マネージャのドキュメント・アイコンをダブルクリックします。
ファイルをエディタで開きます。エディタを実行中でない場合はシステムによって起動されます。
ドキュメントに対して別のツールが保留中のテキストに変更を行うと、その別のツールが変更したテキストを保存するか、最後に保存されたバージョンのドキュメントに戻るか尋ねられます。
テキストを挿入します。
ドキュメントを保存します。
別のツールがそのドキュメントに保留中の変更点を持っている場合、ドキュメントを変更するか尋ねられます。
エディタを終了します。
テキストに保存されていない変更がある場合、ファイルを終了する前にその変更を保存するか、破棄するか尋ねられます。
シナリオがいったん実行されると、基本的な質問に答えることができます。
ファイル・マネージャは、CoEd が編集用のドキュメントを開くように要求します。
CoEd の各インスタンスは、その他の配信対象のインスタンスにドキュメントの状態に対して行われる変更を通知します。
CoEd の各インスタンスは、インスタンス自身とその状態に関する質問 (「ステータスは ?」など) に答えることができます。
CoEd の各インスタンスには、次のようなオペレーションを実行する機能があります。
アイコン化とアイコン化解除
重なり順の変更
ドキュメントの編集
ドキュメントの表示
終了
ファイル・マネージャは、CoEd が編集用のドキュメントを開くように要求する必要があります。
CoEd のインスタンスは、CoEd の別のインスタンスに対し、開いているドキュメントの変更を保存するように要求できます。
CoEd のインスタンスは、CoEd の別のインスタンスに対し、開いているドキュメントの最後に保存されたバージョンに戻るように要求できます。
ドキュメントを開いています。
ドキュメントを変更しています。
ドキュメントは最後に保存されたバージョンの内容に戻っています。
ドキュメントを保存しています。
CoEd のインスタンスは終了しています。
ドキュメントを開いています。
ドキュメントを変更しています。
ドキュメントは最後に保存されたバージョンの内容に戻っています。
ドキュメントを保存しています。
CoEd のインスタンスは終了しています。