OpenWindows のドラッグ&ドロップと CDE のドラッグ&ドロップは、基礎となっている基本的機能は似ています。どちらのバージョンのドラッグ&ドロップにも、ユーザから見ると同じ結果をもたらす汎用 API が含まれています。
ただし CDE のドラッグ&ドロップには、次の 2 つの目的に役立つ「簡易」API も含まれています。
Motif 1.2.3 の API よりも使用しやすい
データ転送方式を定義して実装する
OpenWindows 環境には、ドラッグ&ドロップポリシーに関する規約がありますが、ポリシーの実装は開発者にまかされています。OPEN LOOK アプリケーション内でドラッグ&ドロップを使用する場合は、作成したデータ転送コードの大部分を CDE の簡易 API を使用して圧縮できます。
CDE のドラッグ&ドロップの詳細は、『共通デスクトップ環境 プログラマ概要』と『Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド』を参照してください。