Solaris WBEM Services の管理

承認

ユーザーがログインし、ユーザー名とパスワードを入力すると、クライアントはパスワードを暗号化し、それを CIM Object Manager に送信します。ユーザーが認証されると、CIM Object Manager はクライアントセッションを設定します。それ以後のすべての操作は、その安全なクライアントセッションの中で行われます。

ユーザーの識別情報が CIM Object Manager によって認証されると、その識別情報を使用して、アプリケーションまたはそのタスクの実行をそのユーザーに許可すべきかどうかを検証できます。CIM Object Manager は資格ベースの承認を行うことができるため、特権を持つユーザーは読み取り権と書き込み権を特定のユーザーに割り当てることができます。これらの承認は、既存の Solaris ユーザーアカウントに追加されます。