この例では、1 面ミラー /dev/md/dsk/d10 と、後でホットスペア集合に接続して 3 面ミラーを作成するための 2 つの単純連結を作成しています。そして、 3 つのホットスペア集合を作成して、サブミラーに関連付けます。
# # (ミラーとホットスペア) # d10 -m d20 d20 1 1 c1t0d0s2 -h hsp001 d30 1 1 c2t0d0s2 -h hsp002 d40 1 1 c3t0d0s2 -h hsp003 hsp001 c2t2d0s2 c3t2d0s2 c1t2d0s2 hsp002 c3t2d0s2 c1t2d0s2 c2t2d0s2 hsp003 c1t2d0s2 c2t2d0s2 c3t2d0s2 |
-m は、サブミラー d20 で構成される 1 面ミラーを作成します。他の 2 つのサブミラー (d30 とd40) は、後で mattach(1M) コマンドを使用してミラーに接続しなければなりません。-h は、どのホットスペア集合をどのサブミラーに関連付けるかを指定します。ホットスペアとして使用されるディスクは 3 つで、それぞれが 3 つのホットスペア集合 (hsp001、hsp002、hsp003) に関連付けられます。
/etc/lvm/md.tab ファイルを使用すれば、ホットスペア集合の作成とメタデバイスへの関連付けを同時に行えます。