Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル

ネットワークデバイス

DR は、現在切り離し操作が進行中であるボード上の全ネットワークインタフェースの使用を自動的に停止します。切り離し操作が完了すると、dr_daemon(1M) がそのボード上の構成済みインタフェースをすべて特定し、それぞれのインタフェースに対して以下の ifconfig(1M) コマンドを発行します。

ifconfig インタフェース名 down

ifconfig インタフェース名 unplumb

FDDI インタフェースが切り離されている場合、ユーザーが切り離し操作を実行する前に、DR は、FDDI ネットワーク監視デーモンを終了し、切り離しが完了してから再起動します。FDDI インタフェースを搭載したボードが接続されている場合、nf デバイスの /usr/sbin/nf_snmd デーモンは、起動も停止もしないので注意してください。

DR は、以下の条件のいずれかに当てはまるネットワークインタフェースを搭載したボード上では、上記のコマンドを実行しません。このような場合には、切り離し操作は失敗し、DR がエラーメッセージを表示します。


注意 - 注意 -

ネットワークインタフェースのマウントを解除すると、NFS クライアントシステムに影響が及ぶ場合があります。