メモリーバンクを構成解除するには、メモリーの内容をスワップ装置、ファイルシステム、または削除されていないメモリー部分に移動できる必要があります。
構成解除に失敗して次のメッセージが表示された場合、そのバンクは構成解除できません。
cfgadm: Hardware specific failure: memory delete failed: non-relocatable pages in span
メモリーページには、移動できないページもあります。
メモリーページが移動できないかどうかを確認するには、cfgadm コマンドで詳細表示オプション (-v) を使用して、リストに permanent と示されているかどうかを調べます。
# cfgadm -v ac番号
構成解除操作が失敗して以下のいずれかのメッセージが表示された場合、ボードの切り離しにより、システムで使用できるメモリーの不足が発生します。
cfgadm: Hardware specific failure: memory delete failed: VM viability test failed
cfgadm: Hardware specific failure: memory delete failed: memory operation refused
構成解除に失敗して次のメッセージが表示された場合は、構成解除の処理中のメモリー負荷が大きくなっています。
cfgadm: Hardware specific failure: memory delete failed: memory delete timeout