Sun Enterprise 6x00、5x00、4x00、3x00 システム Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル

接続点

接続点 - ボードおよびそのカードケージスロットを集合的に表す用語です。

DR は、スロット、ボード、接続点の状態を表示できます。DR の定義では、ボードには、そのボードが接続されている装置も含まれますから、DR では、「占有装置」という用語で、ボードとその接続装置の両方を表します。


ヒント -

sysctrl0 の l は英小文字のエル、0 は数字のゼロです。


切り離し可能性

ある装置が切り離し可能であるためには、以下の条件を満たしている必要があります。

ボードには、切り離せないものもあります。たとえば、システムに CPU ボードが 1 枚しか存在しない場合は、その CPU ボードを切り離すことはできません。また、起動ドライブを制御している入出力ボードも切り離せません (システムに AP がインストールされていない場合は、起動ドライブの制御を代替の入出力ボードに切り替えて対応できます)。

現行のバージョンのソフトウェアでは、最小番号の CPU/メモリーボードは切り離せません。cfgadm -v を使用して詳細な状態を表示すると、このようなボードの状態は non-detachable と認識されているのが分かります。たとえば、コード例 1-2 では、スロット 0 と 1 のボードが non-detachable となっています。

入出力ボードへの代替パスがない場合は、以下の対処方法があります。