Sun Enterprise 6x00、5x00、4x00、3x00 システム Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル

接続と構成

ボードに関する主な操作は、次の 4 つがあります。

接続 - スロットがボードに電力を供給し、ボードの温度の監視を開始します。入出力ボードの場合、接続操作は構成操作の一部です (下記を参照)。接続は、最高で約 1 分ほどの遅延を伴います。実際の遅延時間は、ボードの種類とシステム内のボード数によって異なります。

構成 - オペレーティング環境がボードに機能的な役割を割り当て、ボードおよびそのボードに接続されている装置用のデバイスドライバを読み込みます。

構成解除 - システムがオペレーティング環境からボードを論理的に切り離し、関係するデバイスドライバをオフラインにします。環境の監視は続けられますが、システムがボード上の装置を使用することはできなくなります。

切り離し - システムがボードの監視とスロットへの電力の供給を停止します。

システムボードが使用中の場合は、電源を切って取り外す前に、使用を終了して構成解除してください。新しいまたはアップグレードしたシステムボードを取り付けて、電源を入れたら、接続点に接続し、オペレーティング環境が使用できるように構成します。

cfgadm は、1 つのコマンドで接続と構成 (または構成解除と切り離し) を行うことができますが、必要に応じて、それぞれの操作 (接続、構成、構成解除、切り離し) を別々に行うこともできます。