デバイスに対しる正しいターゲット ID は、以下の条件によって異なります。
デバイスが採用しているターゲット ID アドレスの設定方法 (上記を参照)。
インタフェース上の既存のアドレス - すべてのデバイスがそれぞれ一意のターゲット ID を持つ必要があります。
デバイスの種類 - CD-ROM ドライブやテープドライブなどのデバイスは、特定のアドレスを持つ場合に、オペレーティングシステムによって最も簡単に特定されます。以下の表を参照してください。
デバイスの順序 | CD-ROM の ターゲット | テープの ターゲット | ディスクのターゲット (Ultra および Enterprise システム) | ディスクのターゲット (Ultra 以前のシステム) |
---|---|---|---|---|
1 台目 | 6 | 4 | 0 | 3 |
2 台目 | 5 | 1 | 1 | |
3 台目 | 2 | 2 | ||
4 台目 | 3 | 0 | ||
5 台目 | 4 | 4 | ||
6 台目 | 5 | 5 | ||
7 台目 | 6 | 6 |
SCSI コントローラには、7 台のデバイスに対応しているものと、15 台までのデバイスに対応しているものがあります (ただし、入出力に対する影響を考慮する必要がある)。15 台のデバイスを接続した場合、ディスクターゲット ID の有効な範囲は 0 〜 14 です。
同一の SCSI コントローラに対して同じターゲット ID を持つデバイスを設定することはできません。ただし、異なる SCSI コントローラに対しては、同じターゲット ID を使用することができます。