データを扱うことが多い環境や属性依存の環境の場合は、一般的なガイドラインの他に、それぞれの環境に応じたガイドラインがあります。
ディスクドライブを設定するときは、以下のガイドラインに従います。
アクティブなドライブ数が SCSI の標準ガイドラインを超えない範囲で、性能を低下させることなく、各ホストアダプタのドライブを増設する。
Solstice DiskSuite を使用し、多数のディスクにディスクアクセス負荷を分散させる。
詳細は、Solstice DiskSuite または Online: DiskSuite によるディスクのアクセス負荷の分散を参照してください。
ディスクの最高速の領域を使用する。
詳細は、最適なディスク領域の利用を参照してください。
データを扱うことが多い環境でのディスクドライブの構成では、以下のガイドラインに従います。
逐次的な環境に設定する。
最も高速な転送速度のディスクを使用する (可能であればストライプ化する)。
アクティブなバージョン 3 のクライアント 3 台に対して、1 台の RAID デバイス (論理ボリュームまたはメタディスク) を設定する。または、バージョン 2 のクライアント 4、5 台に対して、1 台のデバイスを設定する。
Ethernet またはトークンリング上のアクティブなクライアント 1 台に対して、少なくともディスクドライブ 1 台の構成にする。
属性に依存する環境でのディスクドライブの構成では、以下のガイドラインに従います。
適切な数の SCSI ホストアダプタ (ディスクアレイなど) に小型のディスクを多く接続する。
Fast SCSI ホストアダプタ 1 基に対して、4 台から 5 台の (または 8 台から 9 台以下の) ディスクドライブの構成にする。小型のディスクドライブを複数使用することは、大型のディスクドライブを 1 台使用するよりはるかに良い結果が得られます。
ネットワークのタイプに関係なく、クライアント 2 台に対して少なくともディスクドライブ 1 台の構成にする。
Fast-Wide SCSI ホストアダプタ 1 基に対して、6 台から 7 台以下の 2.9 GB ディスクドライブの構成にする。