SunVTS 4.0 テストリファレンスマニュアル

audiotest のオプション

ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS 4.0 ユーザーマニュアル』を参照してください。

SunVTS のプローブユーティリティは、起動時に、存在しているオーディオ処理系を判断し、audiotest のオプションダイアログボックスを適切に調整します。オプションダイアログボックスを以下に示します。

図 4-1 audioamd(7) の audiotest テストパラメタオプションダイアログボックス

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audioamd(7) は、8 ビットモノラルで電話品質のオーディオデバイスです。

図 4-2 スピーカーボックス dbri (7) オーディオの audiotest テストパラメタオプションダイアログボックス

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スピーカーボックス DBRI は、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-3 SPARCstation(TM) LX dbri (7) オーディオテストの audiotest テストパラメタオプションダイアログボックス (スピーカーボックス接続なし)

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オンボード DBRI インタフェースは、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-4 SPARCstation 20 および S240 のオンボード dbri (7)オーディオテストのaudiotest テストパラメタオプションダイアログボックス

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SPARCstation 20 のオンボード DBRI は、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-5 audiocs (7) の audiotest テストパラメタオプションダイアログボックス

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audiocs(7) は、オンボードの 16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。

図 4-6 内部ループバックのある audiocs(7) の audiotest テストパラメタオプションダイアログボックス

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audiocs(7) は、オンボードの 16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。


注 -

内部ループバックは、オーディオジャックが未使用の (何も接続されてない) 場合にのみ有効です。


一部のオプションは、コマンド行でのみ選択することができます。audiotest のコマンド行構文」のコマンド行オプションの説明を参照してください。

表 4-2 audiotest のオプション

オプション 

説明 

Audio test 

音楽再生テストを有効または無効にします。デフォルトでは有効になっています。 

Audio Output 

音楽再生テストの出力ポートを選択します。 

Volume 

音楽再生テストの音量を設定します。 

Loopback test 

ループバックテストを有効または無効にします。外部ループバックテストを実行するには、選択するポート間をループバックケーブルで接続する必要があります。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 

Loopback type 

実行するループバックテストのタイプを選択します。 

Crystal test 

クリスタルテストを有効または無効にします。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 

Controls test 

スピーカーボックスの制御テストを有効または無効にします。これは対話形式のテストであり、テスト中にスピーカーボックスの制御ボタンを押すように求められます。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 


注 -

他の SunVTS テストの実行中にクリスタルテストを実行しないでください。クリスタルテストはタイミングに依存するため、システムがビジー状態になっていると、時間切れエラーによってテストが失敗します。