Sun フレームバッファー使用の手引き

ガンマ補正

Creator アクセラレータには、ガンマ補正ありの画像表示形式と、ガンマ補正なしの画像表示形式があります。ガンマ補正された画像は、リニア画像と呼ばれます。以下にリニア画像の種類を示します。

リニア画像と非リニア画像は、どちらも X11 画面の画像リスト上に存し、XGetVisualInfo によって照会することができます。リニア性は、X11 コアプロトコルで認識される画像上の特性ではないため、相対する非リニア画像からリニア画像を認識するために、拡張ルーチン XSolarisGetVisualGamma(1) が呼び出されます。詳細は、XSolarisGetVisualGamma(1) のマニュアルページを参照してください。

CG14 は、Creator アクセラレータのようなリニア画像を備えていません。CG14 は、特別なガンマ LUT を使用して、画面全体に影響するガンマ補正を行います。したがって、CG14 では、ガンマ補正された 24 ビットのウィンドウと補正されていないウィンドウを、画面上に同時に開くことはできません。Creator の画面上では、両方のウィンドウを同時に開くことが可能です。