英語および日本語以外のロケールをインストールする場合に発生するバグについて説明します。
フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、スウェーデン語のロケールでは、一部のダイアログのユーザーインタフェースや、オンラインヘルプ中のダイアログボックスが、英語で表示されます。また、インストール中に表示できるヘルプが、上記の各言語に翻訳されていません。
「コアシステムサポート」ソフトウェアグループをインストールすると、ヨーロッパ言語ロケールにおけるウィンドウ処理、インストール、64 ビットサポート、フォントに関連するソフトウェアもインストールされてしまいます。ただし、これらのソフトウェアに必要な容量はわずかなので、このバグによる実質的な問題はありません。
Solaris 対話式インストールのダイアログにおいて、タイトルはスウェーデン語で表示されますが、以下に示す部分以降がスウェーデン語に翻訳されていないため、英語で表示されます。
You'll be using the initial option ..... |
フランス語およびイタリア語のロケールで、本来は CD のタイトルが表示されるべき箇所に {0} と表示されることがあります。
上記のロケールを使用して Solaris 8 オペレーティング環境をインストールすると、一部のインストール画面が英語で表示されます。また、これらの言語に翻訳されたパッケージが一部インストールされません。次のような警告メッセージが表示されます。
XView warning: "de" kann nicht als Sprachumgebungs-Kategorie Ausgabesprache (gesetzt 端ber Umgebungsvariable(n)) verwendet werden, wenn Standardspracheauf"de_AT.ISO8859-15" gesetzt ist (Server Package) XView warning: Requested input method style not supported. (Server package) |
回避方法: ドイツ語またはフランス語の ISO8859-1 ロケールを使用して、Solaris オペレーティング環境をインストールしてください。
Web Start Kiosk のプロキシを設定するダイアログに「OK」ボタンと「Cancel」ボタンがありますが、ドイツ語の Web Start Kiosk ではこれらのボタンが「Undefined」と表示されます。左側のボタンが「OK」で、右側のボタンが「Cancel」ボタンです。