特記事項: hme FastEthernet デバイスドライバ

/etc/system ファイル内のパラメタの設定

システムのすべての SUNW,hme デバイスに対して hme ドライバパラメタを設定し、かつシステムの再起動後もパラメタ変数が有効になるようにするには、/etc/system ファイルにパラメタ変数を入力します。システムを再起動すると、/etc/system ファイルが読み取られ、オペレーティングシステムのカーネルの hme モジュールにパラメタ変数が設定されます。

/etc/system ファイルに設定する変数を以下に示します。

表 3-1 /etc/system ファイルに設定する変数

パラメタ 

変数 

ipg1

hme_ipg1

ipg2

hme_ipg2

use_int_xcvr

hme_use_int_xcvr

pace_size

hme_pace_size

adv_autoneg_cap

hme_adv_autoneg_cap

adv_100T4_cap

hme_adv_100T4_cap

adv_100fdx_cap

hme_adv_100fdx_cap

adv_100hdx_cap

hme_adv_100hdx_cap

adv_10fdx_cap

hme_adv_10fdx_cap

adv_10hdx_cap

hme_adv_10hdx_cap

lance_mode

hme_lance_mode

ipg0

hme_ipg0

第 2 章「パラメタの定義」で説明したこれらのパラメタ値は、システム上のすべての SUNW,hme デバイスに適用することができます。パラメタの説明については、表 2-2表 2-8 を参照してください。以下に /etc/system ファイルに設定する例を示します。

再起動時に ipg1 を 10 に、ipg2 を 5 に設定する
  1. スーパーユーザーになります。

  2. テキストエディタを使用し、/etc/system ファイルに以下の行を追加します。


    set hme:hme_ipg1 = 10
    set hme:hme_ipg2 = 5
    

  3. /etc/system ファイルを保存します。

  4. すべてのファイルを保存してすべてのプログラムを終了し、ウィンドウシステムを終了します。

  5. # プロンプトに対して init 6 と入力し、システムを再起動します。

    システムが停止して再起動されます。